幸せな人が若々しい理由〜幸せの経済学〜

若々しい草木 幸せ

今回は、なんとなくギスギスしてたり、世の中が元気ないなぁと感じてたり、普段生きづらいなぁと感じてたりする人に役立つお話として、「幸せな人が若々しい理由」を経済の話と交えてお話しします。

国の幸せから見る幸せのあるべき姿

まず、自然に観察しやすい事例として日本の人口構造を見てみましょう。

なぜなら、そもそも人口構造は、国民の幸せと密接な関係にあるからです。

1950年代の人口構造
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/

終戦から5年経った1950年の人口構造を見てみると、激動の時代だったとはいえ、0〜4歳児の世代が圧倒的に多く、子供が多いということは、将来に向けて、家を建てたり、会社を作って大きくしたりと、いろんな挑戦が起きることが予想できますし、戦後の焼け野原の日本から今の東京都が作られた事実をみると、子沢山で、年配の人が少ない正三角形に見える人口構造は、国の発展にとても重要とわかり、歴史を見てみると、日本全体が、バブル崩壊までいろんな形の幸せを成し遂げていく姿が確認できます。

2020年の人口構造
出典:統計ダッシュボード(https://dashboard.e-stat.go.jp/

一方で、2020年の人口構造を見てみると、経済を大きく動かす子供が少なく、消費や新しい物事に否定的になりやすいある程度年齢を重ねた層が圧倒的に多いことがわかります。

そもそも、新しいことを取り入れたり、挑戦したりするはずの若者が少ないのも問題ですし、
若者の数自体が少数派になってしまっているので、消費が起きないので経済が回らない。
経済が回らないと衰退してしまうので、不景気になり、なんとなく暗く沈んでギスギスした社会になってきています。

自分の心の中の人口構造は?

国の人口構造は他人事ではありません。
自分の心の中も、同じような人口構造の構図になっています。

赤ちゃんがなんでも食べてる

赤ちゃんの頃はなんでも受け入れます。簡単に口に物を入れたり、ストーブに近付こうとします。

一方で、ある程度年齢を重ねると、「それは難しそう」「めんどくさい」と新しいことを受け入れなくなり、なんでも理解以前に拒否を始めます。

1年を振り返ってみて、新しい体験や経験をする機会があったのに、チャンスそのものに気がつかなかったり、受け止める力もなかったとしたら、それは心の中の人口構造が、高齢化社会に進んでしまっていると言えます。

一方で、幸せな人たちの多くが若々しく見える理由は、自分の心の中の子供がたくさんいて、
何歳になっても受け止めたり、挑戦することを楽しんでいるからと思います。

自分の幸せに必要な自分の中の人口構造の作り方

人口ピラミッドと資料

国の人口構造は変えられませんが、自分の心の人口構造は調整がしやすいです。
自分の幸せに必要な、幸せいっぱいの子沢山な人口構造を作るために心がけている一例を載せておきます。

  • 新しいことに興味を持つ まるで自分の心の中の子供を見つけるように。
  • 物事を一旦受け止める 受け止めて大人の判断をし、適切に自分の心の中の子供を育成する。
  • 探究、挑戦、習慣化。他人に話す。新しい人と関わる。子供の頃に自然にできていたことやお友達の誰かができていたことを取り入れるように。
  • 毎朝、幸せな何かが起きないかなぁと、子供のような思いで生活をスタートする。

自分の中の子供に気付けるようになり、高齢化した自分を減らしていくのは、自分の思い一つでできると思います。

幸せな若々しい人生を楽しもう!

美しい景色を見にいく冒険

今回は、幸せな人が若々しい理由についてお話ししました。
経済のものの見方の一つ、人口構造と照らし合わせると、自分の心の中を新しいことに挑戦したり、楽しんだりする子供たちをたくさん育てるように生活してみると、幸せに満たされる毎日に変わると思います。

たまにはのんびり。自分と向き合って、新しいことを発見に行ったり、勉強したり、体験したりして、幸せな人生を楽しめるといいかなと思います。

幸せ探しが難しい!ってところから始める人は、「誰でもできるけれど見過ごしがちな 幸せに近づく1000のリスト」って本が参考になるかと思います。

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