幸せに邪魔になるものの減らし方 幸せ経済学 金融リテラシー編1

邪魔になる物? 幸せ

一生懸命働いてるのに幸せになれないって実感している人が増えてきてます。
忙しいから?時代の流れが速い?人によっていろんな事情や思いがあると思いますが、
2022年から高校の教育に導入された「金融リテラシー」の中から幸せになれるヒントを考察していきます。

気がついたら無駄なものが多い。

紙袋の山

近年はミニマリストと呼ばれる人たちがいらっしゃるので、より明確にわかるようになってきたことが、ミニマリスト以外の人たちは、自分の生活でさえ、「本当に必要なもの」と「そうでないもの」をあまり気にせず曖昧に暮らしてしまってます。

とはいえ、ミニマリストのように極端な生活をするのも人によっては苦痛になったりすると思います。
何かを買ったり消費したりすることは自然なことと思いますが、幸せの邪魔になるものが増えるとゴミになり捨てることが増えるので、せっかく一生懸命働いたのなら、幸せの邪魔になるものは避けたいものです。

そこで大切なことは、「ニーズとウォンツ」この違いについて理解を深めると、幸せの邪魔になるものを選びにくくなると思います。

ニーズとウォンツの違い

天秤に計る。ニーズとウォンツはバランス

ニーズとウォンツの言葉の意味から見ていきましょう。

ニーズ

人間が生活を営む上で感じる「満たされない状態」のこと。

goo辞書 MBA経営辞書 ニーズの意味から引用

ウォンツ

人間が日常生活を営む上で感じる「満ち足りない状態」(=ニーズ)を満たすために求める感情。ニーズが具体的に表現された製品やサービスを求める感情。

goo辞書 MBA経営辞書 ウォンツの意味から引用

より詳しい言葉の説明は、リンク先をご覧いただくことにして、ニーズは国語辞書によると必要や需要という意味もあります。必要なのに足りないもの。食事を取るとか、寝る。など「感情に関係なく満たされていない本当に必要な何か」がニーズになります。

一方、ウォンツとは、感情とあるので心に起因しています。ブランドバッグや高級車がわかりやすいかと思います。ブランドバッグは、別に物を入れるバッグとしての機能は何でもいいハズなのに、人それぞれの「より〇〇な物を求める心に起因」して高いお金を出します。高級車も同様に、走れば何でもいいハズなのに、「より〇〇な物を求める心に起因」して高い金額のものを求めるわけです。

中にはテレビCMや広告などを通じていつの間にか高いものを感情的に買ってしまった!なんて経験をしたこともあるはず。高性能スマホなどが該当すると思います。

人は普段から、無意識のうちに自分以外から影響を受けて、選択と決断をしていることに気が付けば、自分の幸せに対して必要なものと不要なものの適切な判断ができるようになり、幸せに邪魔にならないものばかりを選択できれば、自ずと幸せが増えていきます。

今回は、私自身が普段気にしている「欲しいものと必要なものの見分け方」を載せておくので、参考にしてみたり、ご自身の見分け方があればコメント等に残しておくのも誰かの良い気付きになると思います。

欲しいものと必要なものの見分け方

望遠鏡で見ようとしている子供
  1. 普段から自分の幸せに感じる感情を書き出しておく。
  2. 長期的な幸せや短期的な幸せ。さらに収支の現在地を月一回程度明確にしたり、料理のレシピ等、自分の心身の健康に影響のある本当に必要なものを書き出しておく。
  3. 何かを選ぶときに、慌てて買わずに、一旦、1と2を目安にすることを意識してから買うようにする。

それでも、後になって不要だった物を買ってしまうし、あまり深く考えずに買い物することも良いと思いますが、全部が全部、曖昧なままで買い物等をするより、しっかり向き合うことが増えていけば、幸せの邪魔になるものが減りますし、相対的に幸せに重要なものが増え、特別な幸せがいっぱい増えます。

幸せの邪魔になるものを減らす能力を身につけよう!

能力アップ

今回は、「幸せに邪魔になるものの減らし方」について書いてみました。
幸せ経済学というカテゴリーで書いていますと、「経済!お金!難しい!難解!」なんて方が多いと思いますが、それではこれから先の日本では、ますます生きにくくなると思います。

今回は、2022年に高校の教育にも組み込まれた「金融リテラシー」の「ニーズとウォンツ」を参考に書いてみましたが、より詳しく知りたい方のために、
『10代のためのマネー入門 step1.ニーズとウォンツ』のリンクを添えておきます。

このブログと併用して、誰かの幸せに役に立ちますように。

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