のほほんとマイペースに暮らす生活に憧れる人が多いのに、世の中は新しい流れを求めて追われる生活が普通になってしまっている人が多いです。
よくありがちなことが、新しいiPhoneの発表があるたびに「買い替えなきゃ!」って思ってしまって、衝動に任せて買い替えてしまう。
でも、以前に比べて値上げしてしまってたりするので、商品の金額が「本当に自分の幸せ楽しさを満たすこと」に直結しているかというと…冷静に考えたら幸せや楽しみは他にたくさんあったりするってことが起きてます。
普段から、自分の幸せ探しをしておけば、財布に余裕があっても、「自分の幸せを最大限に満たせるのか?」っていうことに意識が向いて、楽しい決断が増えていき、心満たされる生活ができます。
そこで今回は、普段から自分の幸せ探しをする秘訣として「ツールを使って楽しく自己分析しましょう♪」というお話をします。
人は自分で思うほど、自分のことさえよく分からない。
スティーブ・ジョブスの名言の中に、「多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。」というものがあります。
「見れば分かる!」「体験すれば分かる!」という人が多いと思いますが、自分はApple製品を選ぶことが多いけど、iPhoneの中に何が使われていて、どういう動作で動いているのか?とか、何の意図があって性能や機能が存在していて、自分の役に立つのかな?ってことを全部把握したことはありません。
この名言の意味は、「自分が何を欲しいかさえも分からない人には、形にして見せたほうが早い」し、「こちらの本質的な意図なんて伝わらないし、自分が何が欲しいかさえ興味もない人が多い」という別の意味もあると思います。
そう考えると人は、自分自身のこともよく分からないまま生きていて、自分以外の何かの影響に振り回されて、刺激を受けたら反応するような短絡的な選択で生活する人が多い気がします。
一方で、自分自信について探究したり自分の幸せと向き合う人の中には、世の中の動きに踊らされることなく、「自分の幸せを最大限に満たせる」選択が上手な人がたくさんいます。
その違いは、どこにあるのでしょうか?
「0から構築するよりも、先人たちの知恵を借りた方が速いし楽♪」
世の中には、とりあえずや自分なりに。という選択で生きている人がいます。
そういう人に限って、自分だけの小さい価値観や経験、理解の範囲で考えたり行動したりしがちです。
一方で、賢い人ほど、人類の叡智を利用します。
ちょっと考えてみると分かることですが、
人類が誕生したのはおよそ500万年前のアフリカというので、人類には500万年の歴史があり、人類の誕生から今までの人口は累計は1,080億人という計算を元に考えると、
自分の小さな人生の経験や体験、過去の栄光だけに頼ってとりあえずや自分なりにと選択する人と、人類の叡智も受け止めて、自分らしい幸せな選択をする人とでは差が出て当たり前と思います。
そう考えると、自分の小さな器の中で独りよがりな選択をするよりも、500万年/1,080億人という人類の膨大な経験や体験の中で磨き上げられた知識や知恵を一旦受け止めて、自分のものにしたほうが大した苦労もなくいとも容易く自分らしい幸せを手に入れられるに決まってますね。
「自分に必要なツールを選ぼう」
ここまで読んだ人の中には、「じゃあ、知識や知恵を知れば幸せになれるんですね?」という方もいらっしゃると思いますが、各々の人生のことなので、「なにかやればどうにかなる」的な短絡的なものではないとお伝えしておきます。
ただ、世の中で自分の人生を謳歌している人ほど、自己分析をしっかりしてます。
例えば、有名な話ですが、野球選手の大谷翔平さんは、ご自身の目標達成を目的として高校一年生の時にマンダラチャートというツールを利用して「ドラ1、8球団」という目標に対して何をするかまで書き出していて、挑戦し続け、今のご成功に至ったそうです。
企業でもQCサークル活動等、問題解決を目的としたツールを活用していたりします。
一見、大変そうとか難解そうと思う方も多いと思いますが、
これも人によって様々ですが、
自分の人生は短いので、自分なりの小さな器の中の体験や経験で何とかするなんてバカバカしくて、そんなことしてる暇があったら先に人類の叡智を取り入れ、より高い水準で「自分らしく幸せに生きたい!」って人ほど、実際に成功している人に習ったり、サポートを受けたりしながら、より素早く高い水準の幸せをよりたくさん手に入れる道を選んでいます。
「ツールの辞書のようなものがあると楽」
とはいえ、自分の人生は自分のものなので、自分で取り組むことも大切と思います。
私自身も何度もツールをもとにたくさん書き出したりしています。
ただ、ツールを選ぶときもツールによって目的や目標は違うので、ツール選びも適切な選択が必要になります。
そういう場合は辞書のようにツールを選ぶことができるこの本が最適と思います。
ビジネスワークフレーム図鑑という本がありますが、
「アイデアが浮かばない! 」
「会議がまとまらない! 」
「意思決定で迷ってしまう! 」
そんな悩みをお持ちの方に捧げるフレームワーク集です。
と書かれています。
この本の良いところはタイトルと別に、各章に目的が明確に書かれており、見開き2ページで図解と解説になっていて、シンプルな表現ですぐに取り組むことができる構成になっています。
最後になりますが、もしこの記事を読んで、「自分の幸せを最大限に満たしたい」という思いをもとに、より高い水準を求めてツールを使って楽しく自己分析した人のお役に立てたら幸いです。