
前回までで、幸せのリストを活用して、ご自身の幸せを実現できた方もいらっしゃると思います。
多くの人が、自分だけの幸せを楽しむことはできますが、ここからが本番だったりします。
人生において、幸せ時間は、思ったより短く儚くて、日常は思ったより長く険しいことの方が多いです。
そこで今回は、マトリクス図法を使って幸せ体験を整理して、幸せに深みを増す方法をお伝えします。
幸せに深みを増すために必要なのは記憶の質

せっかく楽しんだのに、記憶にも残らなかったりするのは、思い出したりする機会がないからです。
日常で、個人経営の素敵なレストランを見つけてもいつも通り過ぎちゃったり、忘れてしまっていたりすることって結構あると思います。
そこで、前回までに作ったマトリクス図の中から、実行したことを振り返ったり思い出したりする評価表を作ると、幸せの総合評価が出せて、自分の幸せを再発見したり、幸せの充実度や満足度が上がります。

ここでは例として、3つの評価と総合評価を示します。
評価① 幸福度 幸福度のマスには、0〜5段階で自己評価を記入します。同じ枠に評価点を決めた理由をメモする方もいらっしゃいましたが、後で見返した時に思い出しやすくてとても良いと思います。
評価② 思い出の深さ 思い出の深さのマスには、生涯の記憶に残ると思うなら5 メモしてあるので思い出す程度なら1という感じで、5段階評価で自己評価を記入します。ここでも理由をメモする方が、後で思い出せますね。
評価③ 繰り返し体験したいか? 繰り返し体験したいか?のマスは、頻度を基準に、毎日のように体験したいなら5 年一回程度なら1といった具合で記入してみてください。何度も繰り返しになりますが、理由をメモするのも良いと思います。
総合評価 総合評価の枠は、評価①〜③で記入した数値を元に、合計点で評価します。自分が頭の中で思ってること以外の結果が出ることもありますが、しっかり数値化して評価すると、自分の幸せの楽しみ方や本当にやりたいことの特徴などが見えてきます。
結果を参考に、思い出深く充実した幸せ体験を増やしていくことができるでしょう。
実りある豊かな人生を謳歌するために実践してみよう!

今日は、人生の選択肢を整理する幸せマトリクスの手法③ として、幸せ体験の評価についてお話ししました。
何かを学習するときと同じで、自分の幸せも再確認することって大切だし、記憶に深く残るので大事な思い出になっていきます。
毎日幸せなんだけど、流されるようによく覚えていないって状態より、しっかり記憶に残していくことで、ご自身の幸せに深みをませるように願っています。
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