金融取引その前に。詐欺被害にあわないために知っておきたい基礎としての素養 幸せ経済学 金融リテラシー編3

詐欺被害に遭った女性 幸せ経済学

普段、SNSなどを見ていても投資等の広告が出てきます。

世の中にはたくさんの金融情報が出回っているので、「儲かりそう!」って思ったことをきっかけに、確認もせずに金融商品に手を出す人が多いようです。
本当に良い話の場合は良いと思いますが、「自分が良い」と思っただけで選んでいては、詐欺をする人たちにとっていいカモになってしまいます。

そこで今回は、詐欺被害にあわないために、ニュースや情報の活用方法や比較・選択する力の身につけ方をお話しします。

ニュースや情報の受け止め方

ニュースを見る

私たちの生活は、意識しているかしていないかは別として、テレビやスマホなどを通じてニュースや情報を受け取る機会があります。
毎日毎日、事件や事故の話を受け取っているはずなのに、油断すると巻き込まれることも起こってしまいます。
なぜなら人は、「時間をかけずに判断するために、物事のある一面だけで決めるなど、単純に考えるプロセス」で生きていることの方が多いからです。

一例を挙げると、本当に自分の幸せを満たしたい!って考える人が旅行の準備をする場合、綿密な計画を立てるなど、本当に自分の思いを満たす準備をすると思いますが、日常生活の中では、あまり深く考えずに食事やテレビ視聴など暮らしの習慣などを元になんとなく決めて生活しているはずです。

同様に、事件や事故の話を見ていても、1つのニュースや記事に時間をかけて多角的に検討するなんてことはしないと思いますが、せっかく見る機会があるならば、ただ受け身で聞き流すのではなくて「自分だったら?」というような「自分を基準とした受け止め方で見聞きすること」を習慣化することが大切です。

比較・選択する力が必要

理想と現実 比較・選択の条件

毎日の生活の中で、自分のことのように受け止めて理解・解釈する習慣があればいいと言うわけではありません。

なぜなら、ニュースや情報を使って受け止め方を鍛えていたとしても、実際に自分の目の前で「うまい話」が来た場合に「ひょっとしたら上手い話に乗せられてしまう」かも知れないからです。

そこで次に比較することが必要になります。
比較とは、

二つ以上のものをお互いに比べ合わせること

goo辞書 国語辞典 「比較」より抜粋

とあります。
ここで注意点があります。比較する時は客観性と事実を元にする必要があり、多角的に分析するために複数の情報を集めた上で検討する必要があります。
選択とは、

多くのものの中から、よいもの、目的にかなうものなどを選ぶこと。

goo辞書 国語辞典 「選択」より抜粋

とあるので、自分にとって「よいもの」「目的にかなうもの」は何かを知らないと、選択する力があるとは言えません。

詐欺被害にあわないために必要なことは?

考え方の順番ステップ

では、詐欺に被害にあわないために必要なことをまとめると…

  1. 普段から自分にとって「よいもの」「目的にかなうもの」とは何か?を探究して定めておく。
  2. 普段から、ニュースや情報と触れ合うときに、「自分のこと」として捉えて「自分を基準とした受け止め方で見聞き」できるようにしておく。
  3. うまい話が来た時は気分次第で決定せず、事実に基づいて多角的に比較、選択する。
  4. 1〜3を習慣化する。

ことになります。

詐欺被害にあわず、人生を楽しもう!

充実人生

いかがだったでしょうか?
今日は、「詐欺被害にあわないために、ニュースや情報の活用方法や比較・選択する力の身につけ方」についてお話ししました。

情報過多の時代なので、うまい話はいくらでもあるように思えますが、実際にはうまい話なんてそうそうないのが実態と思います。

その中で、個人の判断や選択で人生は大きく変わってしまうので、今回の記事を元に金融リテラシーの初歩的な素養を身につけて、詐欺被害にあうよりも、自分らしい幸せで豊かな人生を楽しんでもらえたらと思います。

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